美味しい日本酒はないかな…?
そう思ったらコンテスト等の入賞酒から探してみませんか。
国内はもちろん海外でも行われている美味しい日本酒を選ぶコンテスト。
そのテーマは新酒や熱燗、ワイングラスとの相性など実にさまざま。
今回は国内外の日本酒のコンテストの結果をご紹介。
東北の日本酒も多数受賞していますよ。
米国で毎年開催される日本酒のコンテストです。
日本と米国の専門家が50点近くの日本酒を評価。
最新の2021年度は、最高賞であるグランプリに山形県の「くどき上手 Jr.の雫」(亀の井酒造)、
福島県の「皐口万純米大吟醸一回火入れ」(花泉酒造)などが選ばれています。
出典:http://www.sakeappraisal.org/appraisal-2021.html
フランスで開催されるフランス人のための日本酒コンクール「Kura Master」。フランスの
トップソムリエやレストランオーナーなどが「食と飲み物の相性」に重点をおいて評価します。
2021年度は312蔵より960点が出品されました。そのうち上位16銘柄に、
宮城県の「戦勝政宗 特別純米」(勝山酒造)、秋田県の「福小町 純米吟醸」(木村酒造)、
岩手県の「鷲の尾 結の香」(わしの尾)などが選ばれました。
出典:https://kuramaster.com/ja/concours/comite-2021/laureats/
燗にして美味しい日本酒を選ぶ「全国燗酒コンテスト」。
酒造技術者、酒類流通業者などが燗にして美味しい日本酒を評価します。
最上位5%を最高金賞とします。
お値打ちぬる燗部門では秋田県の「秀よし特醸酒 秀」(鈴木酒造店)、お値打ち熱燗部門では
秋田県の「米っこ」(秋田県醗酵工業) と宮城県の「からくち浦霞」(佐浦)、プレミアム
燗酒部門では、青森県の「陸奥八仙 特別純米」(八戸酒造)、宮城県の「気仙沼男山 特別純米」
(男山本店)、秋田県の「美酒爛漫 特別純米酒」(秋田銘醸)、福島県の「開当男山 夢の香」
(開当男山酒造)と東北の銘酒が続々と最高金賞の評価を得ました。
その年の新酒の鑑評を行う全国新酒鑑評会。
明治時代から続く歴史あるコンテストです。
審査は味わいなどの官能評価のほかに、香気成分などの科学分析も加味されます。
そこで成績が優秀なものを入賞とし、特に優秀なものを金賞としています。
令和2年度の都道府県別金賞受賞数は福島県と長野県がトップで17商品。
福島の日本一は8年連続で記録更新中です。
出典:https://jp.sake-times.com/special/news/sake_kanpyokai-r2by
いかがでしたか。
ワイングラスや熱燗、新酒までさまざまな切り口のコンテストがありましたね。
ぜひお好みの日本酒を探すときの参考にしてみてくださいね。