現在や将来の暮らし方に合った住まいをつくるために、どの範囲までリフォームをするかを考えることはとても重要です。内容によってはリフォームというより建て替えに近い範囲になるケースも少なからずあり、そうなると工事の予算や期間にも影響してきます。

どこまでリフォームをするか
築年数がかなり経過している住まいの場合、リフォームの範囲が広がる可能性は高めです。特に新築や購入から15年以上経っていると、経年劣化や暮らし方の変化などによって住みにくくなっていることが多く、全面リフォームに近い工事になることも珍しくありません。

建て替えと比較する
あくまでも躯体を残して行うのが全面リフォームです。柱や屋根・基礎などに大きな劣化がなければリフォームでも対応できます。しかし住まいのもっとも重要な部分である柱や屋根・基礎などの躯体の傷みも激しいようなら、リフォームで対応するよりも建て替えを進めた方がいいケースもあります。 見積を依頼した際にリフォーム業者が行う現場調査や住宅診断サービスなどを利用して、簡易的にでも躯体の状態をチェックしてもらうといいでしょう。