コロナウィルス流行に伴う巣ごもり需要により、自宅での手料理ブームがすっかり定着した昨今。どうせならキッチンをもっと素敵にしたい、と思っている方も多いのではないでしょうか?自分好みの快適なキッチンなら、家事がより楽しく、日々の暮らしが豊かになります。DIYやリフォームでキッチンを生まれ変わらせるポイントをご紹介致しますので、ぜひ参考になさってください。
第2章:DIYでキッチンを素敵に!おすすめリフォーム場所3選
キッチンのレイアウトの種類は大きく分けて「対面キッチン」「I型キッチン」「L型キッチン」の3種類あります。最近のトレンドは、調理中も家族とのコミュニケーションが取りやすい対面キッチン。対面キッチンをはじめ、I型、L型それぞれの特徴や魅力をご紹介します。
・対面キッチン
リビングと向き合うように建て付けたキッチンです。キッチンカウンターをつくったり、対面部にテーブルを設置することで、調理中も家族とコミュニケーションが取りやすくなります。子供やペットなど目が離せない家族がいるときも安心です。リビングと繋がっているのでお部屋全体が広く見えるのも魅力です。
・I型キッチン
壁や窓などに面してシンクやコンロがあるスタンダードな形状のキッチンです。古くからある台所もこの形が多いです。一直線のシンプルな動線で、準備から調理、洗いものまでできる使いやすさがあります。シンクの奥に窓がある場合、窓掃除などが少し大変な場合があります。工事費用が他のレイアウトよりも安価になりやすいのも特徴です。
・L型キッチン
I型キッチンにさらにもう一辺スペースを取った形状のキッチンです。短い辺の方にコンロを設置したり、作業スペースとすることが多いです。二辺を使用するためI型キッチンよりも作業スペースを広く取ることができます。また2人で調理をするときも動きが取りやすいレイアウトです。
キッチンのレイアウトを大きく変えなくても、DIYでおしゃれで使い勝手のよいキッチンに変えることはできます。ここではDIYにおすすめの、壁・床・扉のリフォームについて参考サイトと合わせてご紹介します。
・壁
キッチンは汚れやすい場所だからこそ壁紙もこだわって選びたいもの。ここではキッチンの壁紙の選び方をわかりやすく紹介しています。また、DIYでの貼り方も載っています。
いつものお料理や家事も楽しく!キッチン・水回りの壁紙はコレ!
出典: https://www.diy-shop.jp/contents/diy-school-wallpaper/wp_kitchen.html
・床
壁と合わせて汚れやすいのが床。油はねなどのベタつきから洗い物の水はねまで、汚れのタイプも様々です。水拭きができるクッションフロアであれば床を傷めず拭き取れるので安心です。このサイトではクッションフロアの貼り方を紹介しています。
出典: https://magazine.cainz.com/article/6136
・扉
扉が変わるだけでもキッチンの雰囲気はガラリと変わりますよね。ここではカッティングシートを使った扉のリメイクの仕方を紹介しています。
・CHINTAI社員が教える!カッティングシート®でキッチンリメイク
出典: https://woman.chintai/article/odekake/1178_tsukurepi_01/
以上のように、DIYでキッチンの雰囲気は大きく変えることができます。ただし、DIYでは行えない部分もあるので注意が必要です。それがシンクまわりとコンロの部分です。配水管やガス管の接続などは資格を持った専門家が行う必要があります。
キッチンや台所のリフォーム費用は、リフォームの程度や取り入れる設備によって大きく変わります。ここでは、キッチンリフォーム費用の目安と、キッチンリフォームでどのようなことができるのかをご紹介します。
キッチンリフォームの費用のボリュームゾーンは50~150万円程度とされています。システムキッチン全体の交換をする場合はその性能や素材によって価格が大きく変わりますが、I型やL型キッチンをシンプルに入れ替えるだけの場合、100万円以下で行うことも可能です。ただし、今お使いのキッチンとサイズが異なるシステムキッチンを取り入れる場合、床の張り替えなどが必要となることもあります。
また、I型やL型から対面キッチンに変える場合、水道やガスの配管工事が必要になることがあります。そうなると工事の規模も大きくなり150万~200万円を越える場合も少なくありません。対面キッチンの場合は、キッチンのスタイル上、リビングと合わせて壁や床もリフォームするのがおすすめです。
キッチンリフォームは、さまざまな選択の連続です。毎日使っていくキッチンだからこそ、後悔しないものを選んでいきたいですよね。ここでは、キッチンリフォーム時に考えておきたいポイントをご紹介します。
・システムキッチンの素材
キッチンは汚れやすい場所だからこそ、素材選びは大切です。ポイントはお手入れのしやすさ。対面型キッチンの場合は、お部屋の雰囲気と合わせることも大切です。水場でも傷みにくいステンレスやメラミン樹脂、高級感のある人工大理石などがあります。
・壁や床の素材
リフォームで壁や床の張り替えを行う場合は、色味だけでなくその素材選びにも注目するとよいでしょう。壁は油などがはねても拭き取りやすいもの、床は長時間立っていても疲れにくいクッションフロアやコルク、汚れに強いタイルタイプなどがあります。
・IHコンロ
近年取り入れる家庭が増えてきているIHコンロ。火を使わないので、小さいお子様やペットがいる家庭には最適です。取り入れるにあたっては、電気の配線工事などが必要となります。
・ビルトイン食洗機
食後の片付けが劇的に楽になることで人気の食洗機。食後にゆっくりと家族や自分の時間を取ることができます。
・タッチレス水栓
コロナ禍で注目度が高まっているタッチレス水栓。汚れた手で触れることなく手を洗うことができるので衛生的です。
・パントリー
食器や食品をゆったりと収納できるパントリー。大きな食器棚を置くよりもスマートに収納することができます。地震のときの棚の転倒の心配もありません。
キッチンリフォームの際はショールームで実際にキッチンを見ることも多いと思います。その場で見て気に入っても実際に取り入れたらなにか違う・・・そんなことにならないように注意すべきポイントがあります。
・調理スペースの確認
どんなにお気に入りのレイアウトのキッチンでも、調理スペースが狭いとストレスになってしまいます。キッチンを選ぶ際は、自分の使いやすい作業スペース(下ごしらえをしたり、できあがった料理を一時おけるスペース)の広さを把握しておくことが大切です。普段調理をしていて作業スペースに問題を感じていなければ、その広さを把握しておくとよいでしょう。狭いと感じていたら、あとどれくらいのスペースがあればいいのか考えておくとよいでしょう。
・家電や家具の置き場所
キッチンリフォームを行ったら今ある家電や家具がうまく入らなかったということがないように、リフォーム検討の段階で大きな家電や家具の置き場所まで考えるようにしましょう。
・無理のない動き
キッチン内でスムーズに調理を行うには、無理や無駄のない動きができることが大切です。作業台からシンクへ、またはコンロへ、食器棚へ。無駄のない動きとなるような動線を考えましょう。特に2人以上で調理をすることが多いご家庭では、ゆとりを持った通路スペースをつくることが大切です。動線についてイメージがつきにくいときは、リフォームの相談時に聞いてみるとよいでしょう。
理想のキッチンをつくるためのポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか。使いやすいキッチンは、充実した生活の第一歩。クラシタスではたくさんのキッチンリフォームの事例から、使いやすいキッチンのご提案をいたします。全体的なキッチンリフォームはもちろん、今あるキッチンを活かして部分的に使いやすくすることも可能ですので、ぜひご相談ください。
【5年連続 宮城県リフォーム実績NO.1】
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これまで住宅やマンション、神社仏閣・公共施設等、多岐に亘る建物『4万件以上』を施工して参りました。
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