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2021.03.12 リフォーム

心と身体に優しい無垢材リフォームの魅力 facebook

木目の美しさや温かみを素材そのままに近い状態で堪能できる「無垢材(むくざい)」。
デザインだけでなく、素材にもこだわりをもつ方を中心に人気です。
せっかく、自分好みにリノベーションするならフローリングはやっぱり「無垢材」にこだわりたい!そう思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、無垢材フローリングの特徴や魅力、リノベーションする際の価格相場や注意点について紹介します。

 

~目次~

第1章:無垢材フローリングとは?

第2章:無垢材フローリングを使うメリット・デメリット

第3章:無垢材フローリングの費用と相場

第4章:無垢材を取り入れる場合の注意点

第5章:相談は無垢材リフォームに詳しい会社がおすすめ

 

第1章:無垢材フローリングとは?

無垢材フローリングとは、切り出した天然木を一枚板でフローリングにしたものをいいます。天然素材を100%使用しているので、木そのものの質感や表情が楽しめます。一方、一般の複合フローリングは、薄くスライスした木材やシートを重ね合わせて加工しているので木の自然な質感はあまりありません。

また、無垢材フローリングには、無塗装のものと塗装されたものがあります。無塗装のフローリングは、生活スタイルに合わせてオイルなどを塗ってつやを出したりすることができます。木の質感を活かしたい、傷に強くしたいなど目的によって塗装を選べるのがメリットです。塗装済みのものは、フローリングの表面にウレタンなどを薄く塗装しているものを指します。無塗装に比べ、水に強く、メンテナンスがしやすいのが特徴です。

 

第2章:無垢材フローリングを使うメリット・デメリット

無垢材フローリングには複合フローリングにはない特徴がいくつかあります。無垢材フローリングを取り入れるときはその特徴を知っておくことが重要です。ここでは無垢材フローリングのメリットとデメリットをご紹介します。

 

  • 無垢材フリーリングのメリット

①木のぬくもりを足元から感じられる

天然素材でできている無垢材のフローリングは、足元にすっと馴染み、自然の木のぬくもりを感じることができます。木の種類によって質感が異なるので、好みのものを探してみるのもいいでしょう。ヒノキなどの無垢材は森林浴のような自然の芳香を楽しむことができます。

 

②調湿効果がある

無垢材は自然の調湿効果に優れていて、部屋の湿度を一定に保つことができます。梅雨の時期など湿度が高いときは吸湿し、冬場など乾燥時には水分を放出します。そのため、通年にわたりお部屋の快適性を維持できます。また、熱伝導率が低いので、夏はさらりと、冬は冷たくないのも魅力です。

 

③年月が経つほど味わい深くなる

複合フローリングはどうしても年月を経るごとに劣化してしまいます。一方、無垢材フローリングは、アンティーク家具や古民家の柱や床のように年月が経つほど表面がつややかに飴色に変わってゆく楽しみがあります。

 

  • デメリット

①水に弱い

無垢材は水に弱く、濡れたまま放置してしまうとカビや腐蝕の原因となります。そのため、水廻りの床にはあまり向きません。

どうしても取り入れたい場合は、マットなどを使用して水が直接触れないようにします。また、ウレタン塗装などコーティングされている無垢材を選ぶことも対策のひとつです。

 

②傷や汚れが付きやすい

無垢材フローリングは汚れや傷が付きやすいので、気をつける必要があります。特にコーヒーなどの液体をこぼしてしまうと染み込んでしまい、シミや板の反りの原因になります。ペットを飼っている場合も注意が必要です。汚してしまった時はすぐに拭き取ることが原則です。

オイル塗装の無垢材フローリング場合は、汚れが付いた部分をやすりで削って取ることができるものもあります。

 

③伸縮する

無垢材は、湿気を吸い込むと膨張し、乾くと縮んでしまいます。そのため、乾燥している時期はフローリング間の隙間が広がったり、床鳴りが出てきてしまうことがあります。天然木を使っている以上、避けては通れない部分ではありますが、乾燥をしっかり行った無垢材で施工することで伸縮をやわらげることができます。

 

第3章:無垢材フローリングの費用と相場

無垢材は高い、というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし実際は木の種類やグレード、形状などによって価格は大きく変わります。ここでは、価格の指標となる3つのポイントをご紹介します。

 

  • 木の種類

無垢材の種類は、大きく広葉樹と針葉樹に分けられます。

広葉樹は、生育に時間がかかるものが多く高価格となりがちです。質感としては、丈夫で傷がつきにくいものが多いのが特徴です。

針葉樹は、広葉樹と比べると成長が早く価格もあまり高くないものが揃います。木にやわらかさがあり歩行感の良いものが多いのが特徴です。

主な樹種に以下のようなものがあります。

広葉樹:オーク、ウォールナット、メープルなど

針葉樹:スギ、ヒノキ、パインなど

 

  • グレード

無垢材のグレードは、木の使われる部分によって決まります。木の中心部に近い部分(心材といいます)を使う量が多いほどグレードは高くなります。逆に木の外周に近い部分(辺材といいます)を使ったり、節のある部分が多いほど手頃な価格となります。心材は腐蝕しにくく、辺材は丈夫であるというメリットがあります。

 

  • 形状

無垢材フローリングの形状には、主にOPCUNIと呼ばれる2種類があります。OPC1枚の木材をそのまま1枚のフローリングにしたものです。UNIは複数の無垢材を縦につないで1枚のフローリングにしたものです。価格帯はOPCの方がUNIよりも高くなります。また、OPCUNIとは別に、無垢材を縦横に組んでゆく形状もあり、その場合はさらに手頃な価格となります。

 

第4章:無垢材を取り入れる場合の注意点

無垢材フローリングを取り入れたら、末長く綺麗に使っていきたいものです。ここではリフォームやリノベーションで無垢材フローリングを取り入れる際に注意したいポイントをご紹介します。

 

  • 掃除は原則から拭きで、定期的に再塗装を

無垢材フローリングの掃除は、原則から拭きで行います。水拭きができるかどうかは塗装の種類によって異なるので、事前に確認しておくとよいでしょう。また、塗装が剥がれてきたり弱くなってきた場合は再塗装が必要です。複合フローリング以上にコツが必要なので、ムラなく仕上げるためプロにお願いするほうがよいでしょう。

 

  • 暖房機器の使い方に注意する

暖房機器の温風を直接当ててしまうと、無垢材の伸縮が大きくなり、反りなどの原因になってしまいます。エアコンやヒーターは風向きを動かすようにするとよいでしょう。床暖房は控えたほうがよいですが、中には対応可能な無垢材もあります。使いたいときはそういった種類から選ぶとよいでしょう。

 

  • 大きな家具や重い家具には敷物をする

天然木には独特の柔らかさがあり、重いものを置くと跡が残ってくぼんでしまうことがあります。大きな家具や重い家具を置くときは、敷板やカーペットを敷いて床を保護するようにしましょう。

 

第5章:相談は無垢材リフォームに詳しい会社がおすすめ

いかがでしたか?
無垢材の魅力と特徴について、ご理解いただけたなら幸いです。
クラシタスでは、無垢材を使ったりリフォームやリノベーションの施工事例も豊富にございます。

無垢材を使ったマンションリノベーション事例(山形県米沢市/T様邸)▼

無垢材リフォーム&リノベーションについて気になる方は、クラシタスまでお気軽にお問い合わせくださいね。

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