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2021.01.29 リフォーム

ペットと暮らす快適リフォーム・水廻り編 facebook

ペットブームの中、最近は室内で飼われる方が増えましたね。
人がペットとひとつ屋根の下で互いに心地良く共生していくには、それなりの住まいづくりが必要です。例えばペットに入ってほしくないキッチンや、ペットのシャンプーがしやすい浴室洗面所などがそう。水廻りは安全かつ衛生的に保ちたいところです。
今回はペットとの共生のための水廻りづくりのコツをご紹介いたします。ぜひ参考になさってくださいね。

 

 

~目次~

第1章:あてはまるものはありますか?ペットと暮らすうえで起こりうる水廻りの問題

第2章:ペットと快適な生活を送るための水廻りリフォームのポイント

第3章:DIYのアイデアやグッズなどの紹介、今すぐできる対策はこれ!

第4章:相談はリフォームに詳しい会社がおすすめ

 

 

第1章:あてはまるものはありますか?ペットと暮らすうえで起こりうる水廻りの問題

ペットと安全かつ快適に暮らすために、水廻りで気をつけたいポイントはいくつかあります。
ここでは、キッチン・洗面台・そのほかの場所で注意したいポイントをあげます。心あたりがないか確認してみてください。

 

・いたずらの問題

猫や犬は気になるものがあると、どうしてもいたずらしてしまうもの。米びつやゴミ箱などをいたずらされた経験がある方も多いのではないでしょうか。人からすれば困ったいたずらも、犬や猫からしてみれば興味しんしんだったり、パトロールの一環だったり。興味を持ったものを無理に我慢させるのではなく、猫や犬にとって注意を引かない構造になっていると安心ですね。

 

・安全性の問題

キッチンの中へ入ってきてしまう猫や犬で特に注意が必要なのはガスコンロ。特に猫は空間移動を行うため誤って点火スイッチを押してしまう危険があります。また、ネギなど犬や猫にとって害のある食材があることも心配です。同様にお風呂場では石鹸やシャンプーなどを舐めてしまう危険もあります。

 

・衛生上の問題

外遊びから帰ってきたペットの足を洗ったりシャンプーを行うときに、洗面台やお風呂場を使う方も多いのではないでしょうか。人向けに作られた洗面台はペットにとってちょっと窮屈だったり、足場が不安定な場合も少なくありません。ペットの足腰に負担がかかることもあるので、足場が平らではない洗面台やすべりやすい床などは変えるほうがよいでしょう。

 

第2章:ペットと快適な生活を送るための水廻りリフォームのポイント

いたずらの問題、安全性の問題、衛生上の問題それぞれに対してリフォームやリノベーションで解決することができます。ここではペットと快適な生活を送るための水廻りのリフォームとそのポイントをご紹介します。

~キッチン~

・対面キッチン

ペットの見守りがしやすいことでおすすめなのが対面キッチンです。飼い主はペットの動きがわかり、またペットも飼い主の居場所がわかるのでお互い安心感があります。一方で、対面キッチンは犬や猫が簡単に入ってきがちです。侵入防止のためのペットフェンスや格子扉をつけるとよいでしょう。

 

・IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターにすると、ペットが動いた拍子にガスコンロイのスイッチを押してしまうことを防ぐことができます。また、誤ってスイッチが入ってもIHヒーターのプレート自体は熱くならないので、ペットが載ってもやけどの心配はありません(ただし熱い鍋などをおいた場合その熱が台に移ることはあります)。

 

・パントリー

パントリー(食料庫)は扉が閉まるので犬や猫の注意を引くことがありません。食品や食器はもちろん、ペットの餌もここに入れておけばいたずらされずに安心です。引き戸タイプにすれば、ペットが入りにくいのはもちろん、人間の出入りもしやすくなります。キッチン自体がすっきりするので空間にゆとりも生まれます。

 

洗面台~

・ペット対応型洗面台

小型犬などのシャンプーがしやすくなるペット対応型の洗面台です。ペットの足腰に負担がかかりにくいやや大きめのスクエアボウル型の平らな台が特徴です。ここで足だけでなく全身のシャンプーを行いたい場合は、シャワーホースが引き出せるタイプやドライヤーの置きやすさなども考えて選ぶとよいでしょう。

 

・ペット専用洗面台

お風呂場や玄関近くのデッドスペースにペット専用の洗い場を設置するのも便利です。人のものやペットのものでごちゃつきがちな洗面台。そこを別々にすることでどちらの使い勝手もよくなります。

 

 バスルーム~

・床

バスルームでシャンプーをするペットの場合、お風呂の床はすべりにくく、爪などで傷がつきにくい素材を選ぶとよいでしょう。また排水溝の詰まりを防ぐために、ゴミを集める部分は、抜け毛キャッチャーのあるものや抜け毛の処理がしやすい形状のものを選ぶとよいでしょう。

 

 

~ペット用立水栓~

・外水栓

玄関前やお庭にあると便利な外水栓。ペット向けに選ぶ場合は、シャワーがついており、お湯の出るものであれば、季節を問わずに使うことができて便利です。洗ったあとの足ふき場としてウッドデッキや玄関を活用すれば、導線もスムーズです。

 

第3章:DIYのアイデアやグッズなどの紹介、今すぐできる対策はこれ!

リフォームやリノベーションをしなくても対策できることはあります。ここでは、キッチンや洗面台・お風呂で役に立つアイデアグッズやDIY情報のページをご紹介します。

 

ペットの安全を守るためにガスコンロにコンロカバーをかけるのもひとつの方法です。またコンロカバーをすると作業台代わりにもなりスペースに余裕が出るメリットもあります。こちらのページでは、コンロカバーの種類や様々な商品を紹介しています。

出典: https://cojicaji.jp/cleaning/cleaning-goods/1865

 

猫の安全を考えるとキッチンは入ってもらいたくない場所のひとつ。犬は身長より高いペットフェンスなどで防ぐことはできますが、上り降りが得意な猫はなかなか難しいもの。

このページでは猫向けのキッチン仕切りを紹介しています。DIYが好きな方は手作りもできますよ。

出典: https://nekochan.jp/training/article/5810

 

ペットのお世話グッズを紹介しているページです。ペットのシャンプー時に抜け毛が排水口に詰まるのを防ぐために事前に使いたい抜け毛取りや、両手が自由になるドライヤークリップなど、水まわりの役に立つグッズがあります。

 出典:https://dog.benesse.ne.jp/lovedog/content/?id=14030

第4章:相談はリフォームに詳しい会社がおすすめ

ペットにも飼い主にも無理がかからない形にリフォームすることで、ペットとの暮らしがより充実したものになります。
特にペットの安全や衛生を考えても水廻りのメンテナンスは不可欠です。
まずは今のペットと暮らす上で不安なポイントを整理してみてはいかがでしょうか。
ペットとの生活でのお困りごとやもっと良くしたい部分がありましたら、ぜひクラシタスへお気軽にご相談ください。

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