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2021.01.14 リフォーム

ペットと暮らす快適リフォーム・リビング編 facebook

近年は犬や猫と室内で暮らす方も増えてきました。
ペットを家族の一員として迎え一緒に暮らす上で、室内飼いはコミュニケーションやスキンシップがたくさん取れ、体調の変化に気づきやすいといったメリットがある一方、臭い対策や、壁紙クロスの保護、フローリング床材の交換、扉・ドアのいたずら防止など、マイナス面があるのも事実。
そこで今回は、リビング編として、人もペットも互いに心地良い住まいづくりに役立つ情報をお届けします。ぜひチェックしてくださいね。

 

~目次~

第1章:人にもペットにも優しいリフォーム方法とは?

第2章:安全でお手入れがしやすいペットリフォームのコツ

第3章:DIYでここまでできる

第4章:プロに依頼した方がよいペットリフォームとは

第5章:相談はリフォームに詳しい会社がおすすめ

 

 

第1章:人にもペットにも優しいリフォーム方法とは?

ペットと一緒におうちで暮らしていると、どうしても家の傷みが気になるもの。だけどそれをしょうがないものと諦めたり、どうせまた汚れるからとリフォームをためらったりしがちです。だけど本当は、きれいなお部屋でストレスなく、ペットも自分たちも過ごせるのが一番だと思いませんか?

それを実現するコツは、傷が付きにくくお手入れがしやすい建材や資材を取り入れることです。ここでは、そのようなペットと快適に暮らすためのリビングリフォームやリノベーションのポイントをご紹介します。

 

第2章:安全でお手入れがしやすいペットリフォームのコツ

リビングをペットリフォームするときのポイントを、床、壁、建材にわけてご紹介します。

 

  • 床 ー ペットの歩きやすさとメンテナンスのしやすさを考慮

リビングルームに一般的に使われているフローリングは、私たちにとっては歩きやすくお掃除もしやすいものですが、犬や猫にとってはすべりやすく、足腰への負担が大きいと言われています。そこでおすすめなのが表面がつるつるしていない床材です。ここでは取り入れやすいおすすめの床材3種類をご紹介します。

 

・タイルカーペット

タイルカーペットは、パネル状のカーペットで自由に並べて使うことができます。毛足の短いカーペットは、ざらつきとクッション性があり、犬や猫にとっては歩きやすいもののひとつです。また、万が一汚してしまったときも汚れた部分だけを取り替えればよいのでお手入れも簡単です。色柄などの組み合わせでお部屋の雰囲気を変えられる楽しみもあります。毛足の長いカーペットはペットの毛に絡まる可能性があるので短いものがおすすめです。

 

・クッションフロア

クッションフロアは、塩化ビニル系で弾力性がある床材です。シート状になっているので既存のフローリングの上に敷いて使うことができます。ペットの足腰への負担が少ないだけでなく、防音性も優れています。また、ビニル製なので汚れても拭き取るだけできれいになるのでお手入れも簡単です。柔らかめの素材なので、傷がつきやすい点は注意が必要です。

 

・表面強化したフローリング

お部屋のイメージ等からどうしてもフローリングにこだわりたい方は、表面をすべりにくく加工したペット専用のフローリングがあります。また、既存のフローリングにスプレーをしてすべりにくくするタイプもあり、こちらは気軽に取り入れられます。ただしフローリング自体の硬さは変わらないので、ラグやじゅうたんなども上手に取り入れるといいですね。

 

  • 壁 ー 修復のしやすさで選ぶ

壁はペットが爪で引っ掻いたり体をこすりつけたり、傷をつけやすい部分のひとつ。そのため汚れたり傷んだりしたときに修復しやすい形にすることがポイントです。

 

・腰壁をつくる

腰壁とは、壁の低い部分(下から人の腰の高さくらいまで)の壁のこと。この部分に傷に強いパネルや、二重に壁紙を貼るなどすることで、ダメージを減らすことができます。またもし傷がついても比較的手軽に交換ができます。ただし、お部屋に棚などがあるとそこから上へ昇ってしまうことも。ペットの特性に合わせて検討してみてください。

 

・漆喰

日本古来の塗り壁、漆喰。独特の質感は和室はもちろん、洋室にも調和します。そんな漆喰の魅力はなんといっても修復のしやすさです。DIYが好きな方であれば、壁に傷が付いても自分で塗り直すことができます。また、素材自体も吸湿性に優れているので人にもペットにも優しい素材といえるでしょう。

 

・ペット共生(対応)壁紙

一般的に壁紙はひっかき傷に弱いと思われていますが、中には室内飼いのペットを想定して作られている丈夫な壁紙もあります。ひっかき傷に強く、抗菌・消臭効果等があるのが特徴です。

 

  • 建具 ー 無理なく”困った”を減らす

ペットが破いてしまう網戸や、ペットを入れたくない部屋の対策などは、犬や猫に無理のかからない形で行いたいものです。ペットを叱らずにすむような対策をご紹介します。

 

・ステンレス網戸

飼い猫に網戸を破られた経験がある方もいるのではないでしょうか。そのような場合におすすめなのがステンレス網戸です。網の部分が合金のネットで作られているため頑丈で破られることがありません。また、さびにくく耐用年数が長いのが特徴です。一般的な網戸の寿命が510年のところ、ステンレス網戸は1520年持つといわれています。また、鍵を付ければ防犯面でも有用になります。

 

・ドアに鍵をつける

ペットが自分でドアノブを動かしてお部屋の出入りができる場合、ドアに傷がついてしまったり、入ってもらいたくない部屋に入ってしまうことがあります。もしそれを問題に感じているならば、ドアに鍵を取り付けるのもひとつの方法です。また、出入りが自由な部屋と入ってはいけない部屋をすみ分けるために、出入りができる部屋にはペットドアを設置するのもいいでしょう。

 

・ペットドア

飼い主さんが不在の時も猫がおうちを自由に動き回れるようになるペットドア。室内の扉のほか、窓や網戸などに取り付けることもできます。ペットにとって行動範囲が広がるだけでなく、扉の開閉が少なくなることで、お部屋の冷暖房の効きが維持できるメリットもあります。

 

第3章:DIYでここまでできる

ペットリフォームはプロにお願いをすればきれいにしてもらえますが、DIYが好きな方は、ペットと暮らしやすいリビングを自分の手で作っていきたいと思う方もいるのではないでしょうか。ここではペットリフォームのDIYで参考になりそうなサイトをご紹介します。

 

 

ペットと一緒に生活する空間にオススメの床材を紹介しています。「足腰にやさしい」「水洗いOK」「表面強化」など、それぞれの素材のメリットも表記。関連記事には、DIYでクッションフロアやタイルカーペットを敷く方法などのページがあります。

出典: https://kabegamiyahonpo.com/blog/recommended/try-floor/pet_floor.html

 

DIYで壁紙を貼り替えるための情報がまとまっているページです。壁紙の購入前に気をつけるポイントから、準備、貼り方のコツや修繕方法まで丁寧に書いてあるので、このページを読むだけで大まかな流れを理解できます。実際の貼り方については、初心者編と上級編に分かれているので初めての方も安心です。

 出典:https://www.diy-shop.jp/school/wallpaper.html

第4章:プロに依頼した方がよいペットリフォームとは

ペットリフォームを検討するときに、どこまで自分たちでやって、どこからプロにお願いすればいいのか迷うかも知れません。ここではプロにお願いした方が良いペットリフォームをご紹介します。

 

・ペットドア

ペットドアはDIYで取り付けることもできますが、家の構造部分に影響を与える可能性があるので注意が必要です。小さな空間ですが、誤った場所にあけてしまうと耐震性などに影響を及ぼします。壁やドアに通り道をあけるのであればプロに見てもらった方がよいでしょう。

 

・ステンレス網戸の張り替え

ステンレス網戸の張り替えはDIYでも可能ですが、通常の網戸よりもカットに技術が必要です。そのため慣れていない方はプロに依頼をした方がいいでしょう。非常に長持ちする網戸なので一度きれいに張ってしまうのがおすすめです。

 

・床や壁全体のリフォーム

室内犬や猫がいつもの居場所をなくすのはストレスがかかってしまうもの。リビング全体の床や壁をリフォームするのであればプロにお願いした方が短期間で終わらせることができます。まずは改修を行って、細かな修繕をDIYで行っていくのがおすすめです。

 

第5章:相談はリフォームに詳しい会社がおすすめ

ペットと一緒に快適に暮らすためには、ペットが安全に楽しく過ごせる場所づくりが必要不可欠です。さらに飼い主の私たちの負担も減らすことでストレスなくペットとの暮らしを楽しむことができます。それをサポートする床材や壁紙などの資材はたくさんあるものです。
クラシタスではたくさんのペットリフォームの経験をもとに、お悩みに合わせたリフォームやリノベーションをご提案させていただきます。
もっとペットと暮らしやすいリビングにしたいとお考えの方は、是非お気軽にご相談くださいね。

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