今、おうちで過ごす時間が増えたことに伴って、快適な住まいを自分でつくる「セルフリノベーション」を行う人が増えています。セルフリノベーションは、初心者が取り組みやすいものから、技術力が求められる大がかりなものまで様々あります。自分のスキルに合わせて、理想の住まいに近づけていけるのが、セルフリノベーションの魅力です。
第1章.なぜ今DIY・セルフリノベーションが注目されているのか?
第4章.東北でDIYするならここ!DIYに強いホームセンター
セルフリノベーションを行うメリットには以下の3つがあります。
・自分好みのリノベーションができる
・費用を抑えられる
・DIYのスキルが身につく
まず最大のメリットとして、自分に合った空間づくりができるという点があります。お部屋の雰囲気やテイストを好みのものにできるだけでなく、生活動線に合わせた収納を造るなど、自分のあった住みやすい環境をつくることができます。
部屋の改修で心配なのがかかる費用。セルフリノベーションで行えば、材料費だけですむのでリーズナブルに行うことができます。ただし、なんでも安いものばかりで進めてしまうのは危険。お金のかけどころと、リーズナブルに済ませられる部分をしっかり見極めることが住み心地の満足度に繋がります。
DIYはやっていくにつれてスキルがどんどん上がっていきます。はじめはちょっとした部分のDIYが精一杯でも、次第に大きな範囲に取り組めるようになるかもしれません。まずは取り組みやすいところからはじめて、ステップバイステップで理想の空間づくりを目指していきましょう。
さて、メリットの多いセルフリノベーションですが、一方、デメリットもあります。
・仕上がりの質に差がある
・壊してはいけない場所がある
・有資格者しか扱えない部分に注意
どうしてもDIYだと、プロが行うようにきれいに仕上げることは難しいもの。どんなに慎重に作業を行っても、上手くいかない部分が出てくるものです。その部分も味わいとして楽しむことができれば、住まいにも愛着がわいてくるでしょう。
部屋の間取りを変えるなど、大がかりなセルフリノベーションを行うときに、壁を壊したり、柱を取り除いたりすることがあります。そのとき、家の構造上抜いてはいけない柱や壁を壊してしまわないよう、見極めなければなりません。それを無視してしまうと、耐震性が低下したり、家が傾いてしまったり、取り返しのつかないことに繋がります。
水道管やガス管、電気の配管などの作業を行うには資格が必要なものがあります。例えば、配線器具を壁や柱に取り付けたり、給湯器のガス配管などは資格が必要です。最近では、ネット上でDIYでやり方を載せていることもありますが、無資格者が行うと事故に繋がる可能性もあるので危険。どこから資格が必要なのか迷ったら、調べたり専門家に相談をしましょう。
実際のセルフリノベーションはどのようなものでしょうか。ここからは実際のセルフリノベーションの内容を規模別にご紹介します。
・自宅をまるごとセルフリノベーション
・壁や床などをセルフリノベーション
・ピンポイントでDIY
「いつかこんな家に住みたい」を自分で叶えることができる、おうち一軒まるごとのセルフリノベーションです。中にはあえて中古物件や古民家を購入してリノベーションをする人もいます。ただし、完成度が今後の生活のしやすさに大きく影響するので、DIYやある程度リノベーションの経験がある方向けと言えるでしょう。以下の事例では、戸建て住宅をセルフリノベーションした様子をダイジェストで動画と記事で紹介しています。
リノベーションのビフォアアフターを映像で紹介しています。棚やライトなどもDIYで製作。
上記ルームツアーの計画から完成までの手順を丁寧にまとめた記事です。耐震に関係する壁の見分け方や電気工事の依頼について、また廃材処理についても記載しています。
壁紙や床など、お部屋の一箇所をリノベーションするだけで、空間の印象はがらりと変わります。作業にはある程度の技術が必要となりますが、DIY向けの商品の中には初心者向けの使いやすいものもあります。リビング、キッチン、トイレなど、気になるところからはじめてみてはいかがでしょうか。以下の動画では、壁と床の貼り替え方法を紹介しています。
床の貼り替えの中でも比較的チャレンジしやすいのがクッションフロアへの貼り替えです。ここではそのやり方を紹介しています。
和室をフローリングの部屋にしたい方はこちら。図を使いながらわかりやすく手順を紹介しています。
壁紙を変える方法の中でも比較的取り組みやすい、今の壁紙の上から貼る方法を紹介しています。
セルフリノベーションに憧れるけれど、何から始めればよいかわからない方は、まずは「こんなものがあったらいいな」をピンポイントでDIYしてみてはいかがでしょうか。回数を重ねて、すこしずつ理想のお部屋に近づけていきましょう。ここでは、一例として、壁面収納、センサーライトの設置、キャットウォークをあげます。
穴を開けずに収納が増やせる壁面収納のDIYです。
玄関近くにセンサーライトがあると、暗い夜でも安心です。
DIYでキャットタワーを作れば、猫ちゃんも喜びそうです。
セルフリノベーションをするにあたり、頼りになるのがホームセンター。資材や材料の調達はもちろん、中にはDIY教室を行っていたり、工具の貸し出しをしてくれるところもあります。ここでは、東北にあるDIYに強いホームセンターをご紹介します。
(※カッコ内は店舗のある東北の県を示しています)
東日本を中心にDIY用品を広く扱うホームセンターです。作業用品から木材・建築資材、工具まで揃います。また、DCMブランド(自社ブランド)で女性も扱いやすい電動工具シリーズを展開しています。DCM DIY倶楽部ではDIYの教室も行っています。
インテリア、建材などメインの商材によって4つのブランドを持つコメリ。その中でも「ハード&グリーン」はDIY用品に強い地域密着型の店舗です。東北各県の多くの市町村に展開しています。園芸や農業資材にも強いお店です。
福島県を中心に東北に展開しているダイユーエイト。ガーデニング用品をはじめ、DIYの品揃えが豊富です。工具の貸し出しや購入した木材のカットなどDIYをサポートするサービスもあります。
さてここまで、セルフリノベーションを見てきましたが、「どうしてもここだけは失敗したくない!」という箇所は、プロにお願いするのもひとつの手です。また、電気工事や柱や壁の見極めなども、専門家の視点は不可欠です。
そんなとき、気軽に相談できる所があると安心ですね。
クラシタスでは、セルフリノベーションに関するご相談も承っています。
本格的にセルフリノベーションに取り組む際は、DIYとプロの技術の二人三脚で理想の住まいを叶えてみてはいかがでしょうか?
【5年連続 宮城県リフォーム実績NO.1】 クラシタスは宮城県仙台市に誕生し、今年で30年を迎えます。
これまで住宅やマンション、神社仏閣・公共施設等、多岐に亘る建物『3万7千件以上』を施工して参りました。
お見積りやご相談はもちろん無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。