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リフォーム

2019.12.26 リフォーム

冬の寒さで水道管が凍ってしまった! facebook

高気密高断熱と言われて久しい今日ですが、それでも全体から見るとほんの数%しかないと言われています。ほとんどのお住まいが水道に然るべき対策を施さなければマイナス4度以下になると凍結してしまうのです。実際凍ってしまった場合どのような対処をしたらいいのでしょうか。

 

①凍結している水道がある部屋を暖める

蛇口付近で凍結していることも多いことから空間ごと暖めるのが効果的。時間は掛かりますが、特殊な技術も必要なく確実な方法です。

②凍結している水道菅の保温材を外し、ひたすらドライヤーで温める

写真①のように外から宅内に水道管を引きこんでいるお住まいも多いはず。外部水道管が凍っている場合は保温材の外から温めても効果がありません。一度保温材を取外し家庭用ドライヤーで温めます。1階であれば立ち上がりは1m1.5mほどですので根気よく暖めてみましょう。これは専門業者でも最初に行う方法です。凍結が解消されたら保温材を元に戻すのを忘れずに。

 

◆どちらも時間が掛かる!そんなに待っていられない!と思ったあなた。

ついやりがちな「凍結時やってはいけない事」をご紹介しましょう。

 

・熱湯を掛ける

絶対にやめましょう。水道管破損につながります。凍結しがちな築20年前以上の住宅に多く使われているのは鉄管です。熱伝導率が高い鉄管は急激な温度変化に耐えきれず割れてしまう場合があります。凍結している間は問題なくとも解凍された瞬間に破損した部分から水が一気に吹き出してしまいます。また、低気温の中、外部配管に熱湯をかけた場合、そこから再凍結し余計に解凍しづらい状況を作ることになります。

 

・火器で温める

さすがに少ないと思いますが、ガスバーナー等で温めるのも危険行為です。熱湯同様水道管破損に繋がります。何より火事の危険性も伴いますから絶対にやめましょう。

 

両者共通しているのは急激に温めることです。凍結は水道管にとって大きな負荷が掛かっていますからその負荷を徐々に弱めていく事が大切です。特に築年数が経過している無断熱住宅で起こりうるのがトイレの便器やタンク内の凍結です。こちらも熱湯を注いでしまうと陶器の破損に繋がりますので注意しましょう。冬道の運転同様、「急」の付く行為は厳禁です。

 

凍結しないようにするにはどうすればいいの?

 ・水抜き栓を閉めて水を抜いておく

水道管の中に水が無ければ当然凍る事もありません。天気予報で冷え込む事が分かり次第、蛇口を開けて水抜きしておきましょう。また、水抜き栓や水道メーターの位置を確認しておくことも大切です。メーターより建物側の水道管の管理責任は家主にあります。家主管理の水道管が凍結破損し水が流れ続け、高額な水道料金が発生した場合でも家主が負担する事となりますので注意が必要です。

 

 

・水を細く流し続ける

凍結する要因は水道管内部の水が停滞していることにあります。微量でも常に水が流れる続ける事で凍結防止の効果があります。多少水道代が掛かりますが、破損してからの修理代を考えれば安いものです。

 

 

 

・凍結防止ヒーターの確認

 外部配管の場合、大抵凍結防止ヒーターが巻かれています。ヒーター自体はご存知の方も多いと思いますが、いつ取り付けしたものかを把握されている方は多くないのではないでしょうか。実は今シーズン、凍結防止ヒーターを巻いているにも関わらず凍結したという問い合わせを多くいただきました。ヒーターの寿命は約10年。早めの交換が凍結を防ぎます。また、10年ほど前からサーモスタット式と言い、夏場など気温が高い時期は自動的に電源が切れるようになっています。春と冬の電源の抜き差しも必要ありませんので管理が楽になりました。

 

◆どうしても専門業者が必要な状態は?

・最近の住宅(高気密高断熱)で凍結してしまった場合

15年前ほどから一般的になった架橋ポリエチレン管。外部に水道管は出ておらず、全て床下や壁内を配管しています。鉄管と違い熱伝導率が低いため凍結しにくい反面、凍結してしまうと手に負えません。必ず専門業者に依頼してください。凍結防止対策としては、床下換気口を冬期間閉めて置く事。開閉できないタイプであれば換気口の大きさに合わせてコンパネや発泡スチロール等で塞いでおきましょう。

 

◆給湯器の対策は?

長期間不在にする場合は水抜きする必要もありますが、給湯器本体は(石油・ガス・エコキュート同様)は基本的にコンセントが差し込んである通電状態であれば追い焚き配管内の水を循環させることで凍結予防を自動的に行ってくれます。くれぐれもコンセントを抜いたり、ブレーカーを落としたりせず給湯器を通電状態にしておくことが大切です。

 

凍結は日常生活に支障をきたします。適切な知識と知恵を持つ事で万が一の時も焦らず対応ができ、むしろ事前に対策を打つことができます。

 

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