生活雑貨

2019.04.25 生活雑貨

宇宙に行ったり歴史があったり…東北の魅力的な染め物3選 facebook

1枚のストール、1枚のハンカチ。普段何気なく使うものでも、その背景を知っているとさらに愛着を持って使うことができそうです。今回は知っていると手にしたくなる、そして誰かに教えたくなるような、東北の魅力的な染め物の小物をご紹介します。

 

  • あおもり藍のストール

JAXAの宇宙服(船内着)に採用された染め物、あおもり藍。通常の藍染と異なり、青森産の藍葉を微粒化させた独自の染色技術で染め上げます。抗菌や防臭の効果があると言われ、ポロシャツが宇宙服(船内着)として採用されました。そして平成22年、スペースシャトルディスカバリー号に乗った山崎直子宇宙飛行士が着用。そんなあおもり藍で染めたストールもどこか宇宙を思わせる色合いです。

KOMO

 出典:https://komo.stores.jp/?category_id=561b76bc2b3492654200ec21

 

あおもり藍産業協同組合

出典:http://aomoriai.com/index.html

 

最近、懐かしさのあるデザインとして昭和レトロが注目されています。この常盤型のはんかちは、明治時代に仙台で創業した名取屋染工場が、戦前まで使われていた常磐型(染め物の型)を発見し、そのデザインで染めたものです。当時の庶民に愛された柄は、今見てもかわいかったり、ユニークだったり。手にするだけでわくわくしてくる絵柄です。

出典:https://shouten.turns.jp/items/29424592

 

  • ちゃっこい手ぬぐい (注染)

300年前の享保年間にはじまった武田染工場。今でも古くからの染色技法を手作業で行っています。そのひとつ、注染(ちゅうせん)と呼ばれる、型と糊を使う染色技法で染められた手ぬぐいです。その特徴は裏表なく柄が楽しめる点。現代にマッチしたデザインと小さなサイズはハンカチとしてもぴったりです。

武田染工場

出典: http://www.sometake.co.jp/index.html

 

武田染工場 Facebook (販売場所の情報があります)

出典:https://m.facebook.com/sometake3254/?locale2=ja_JP

 

いかがでしたか。現代的な染め物から伝統的なものまで、いろいろな染め物をご紹介しました。普段の持ち物にぜひひとつ素敵な染め物を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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