~白鳥の飛来地をいくつ隠したる東北のやはらかき肉体は~
(大口玲子)
現代短歌を代表する歌人、大口玲子の歌です。
このような歌が生まれるくらい東北にはシベリアからたくさんの渡り鳥がやって来ます。きっと東北は渡り鳥たちにとって住みやすい環境なのでしょうね。
今回は、白鳥をはじめとした渡り鳥たちを観察することができるスポットを動画を交えてご紹介します。
楽しく白鳥たちを見たいなら猪苗代湖がおすすめです。白鳥やカモへのエサやりを通して間近で触れ合えます。また遊覧船も運行しているので(不定期)、湖の上から白鳥たちをゆったり観察できるのもいいですね。磐梯山を背に白鳥たちが集まる姿は美しいものです。
出典:https://youtu.be/Rjy690remcM
ドライブで白鳥を見に行くならば、宮城県北の伊豆沼もおすすめです。飛来する渡り鳥の数は10万羽とも言われています。悠々と泳いでいる白鳥を見ることができるほか、場所によっては陸に上がった白鳥を間近で見られるところも。沼の近くの田んぼでは餌をついばむ姿を見ることができます。
出典:https://youtu.be/7enx4–1fzQ
宮城県大崎市にある蕪栗沼は、国の天然記念物であるマガンの越冬地となっています。日本に飛来する約半数の7万羽がここで冬を過ごします。見所は、早朝の沼からの「飛び立ち」と、夕方に沼へと帰ってくる「ねぐら入り」。数千羽が羽ばたく光景と音は圧巻です。観察におけるポイントなどがあるので初めての方は観察ツアーなどに参加すると安心です。
出典:https://youtu.be/Zv983Z5-FPg
いかがでしたか。
動画を見て興味をもったものがあれば、ぜひ実際に渡り鳥を見に行ってみてはいかがでしょうか。きっと、忘れられない光景が待っていますよ。