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2018.10.11 グルメ

どれがどう良い?東北のブランド牛3選 facebook

東北にはいろいろなブランド牛があります。だけど種類がありすぎて、どれがどう良いのかわかりにくいかもしれません。今回は東北を代表する3つのブランド牛をご紹介。ひと言にブランドといっても、その基準やこだわりはさまざま。それを知っていると、牛肉がさらに美味しく感じるかもしれませんよ。

 

  • 仙台牛

A5B5等級のみの厳しい基準をクリアした仙台牛。牛はササニシキやヒトメボレなどの稲わらで3年間じっくりと育てられます。サシと赤身のバランスが良く、やわらかい食感が特徴です。ステーキやしゃぶしゃぶなど様々な形で食べられており、近年は仙台牛のお寿司も登場しています。

 

  • 米沢牛

黒毛和種の未経産の雌牛に限定される米沢牛。牛の年齢や等級のほか、飼育者が地元(35町)であること、放射能未検出などの細かい条件があります。肉汁がじゅわっと出てくるとろける食感が特徴で、しゃぶしゃぶやすき焼きのほか、地元では肉巻きおにぎりなどでも楽しめます。

 

  • 岩手短角牛

自然の健康的な牛にこだわる岩手短角牛。自然交配を基本とし、生まれた子牛はしばらく親と共に放牧して育てられます。岩手の厳しい気候と豊かな自然で育った短角牛は、赤身の美味しさが格別と言われています。地元では焼き肉やステーキなどで食べることができます。

 

<豆知識:牛肉の等級って何?>

ブランド牛の基準としてよく使われるA5B3などの等級。これは日本食肉格付協会が歩留り(AC)と肉質(51)によって付けているもの。歩留りとは、1頭の牛からどれだけ食肉がとれるのかの割合で、たくさんとれる方からACとなります。また、肉質はサシの入り具合、脂肪の質、色味など4項目の評価基準に照らし合わせ、良いものから51となります。

 

いかがでしたか。今回取り上げた以外のブランド牛にもそれぞれのこだわりがあります。興味のある牛肉があったらぜひ調べてみてくださいね。美味しさの秘密がわかるかもしれません。

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